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    中国通史で辿る名言・故事探訪(国の宝)

     「仁者に親しみ隣国に良く付き合うは、国の宝なり」

                        春秋時代

      鄭、陳を侵奪する      紀元前717年

      魯の隠公六年(紀元前717)五月の庚申(二十七日)、鄭が陳を

     攻めて多くの戦果を挙げた。

      これより先、今回とは逆に陳が鄭を攻めて、鄭が和を請うて来たことが

     あったが、陳は許さなかった。

      時に陳公の弟の五父は兄を諌めて、進言した。

      「仁者に親しみ隣国に良く付き合うは、国の宝なり。

     鄭に和を許すべし」、
    と。

      だが、陳公は取り合わなかった。

      陳は今にして、鄭に屈辱を味わうことになったのである。

      君子は言う、
      
      「善を為す機を失わず、悪を長ずる莫れとは、それこそ陳の桓公の

     ことを言うのであろう。

      悪を長じて改めずにいれば、やがて吾が身に禍が降りてかかる。

      そうなって助かろうと望んでも、どうして助かることが出来ようぞ。

      商書(書経 商書篇・盤庚下)に言う、

      『悪の易(やす)きは、火の原に燎(も)ゆるが若く、嚮(むか)い

     彌(ちか)づくべからず。其れ猶、撲滅すべけんや。』

      (=悪のはびこる様は、火の原を焼くようなもので、とても向かい近づく

       ことは出来ない。ましてや、撲滅など出来るものではない。)

      また周王朝初期の賢人史官・周任の言葉にも、

      「国家を治める者は悪いと気の付いたときは、あたかも農夫が

     せっせと草を片っ端から取り除き、根絶やしにして生えないように

     するが如くすべきである。

      それでこそ、善が伸び栄えるものだ」、とあるではないか。

                      「春秋左氏伝 隠公六年」

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    テーマ : 中国古典・名言
    ジャンル : 学問・文化・芸術

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     河野長生   tyouseimaru

    Author: 河野長生 tyouseimaru
    出身地は四国八十八か所参りの発心の阿波、大阪を終の棲家とする。
    歴史好きで、城郭・神社仏閣・歴史遺跡巡りが趣味となる。
    歴史小説や時代小説を好み、往年の著名な時代小説の類は概ね完読と、自負している。

    自薦
    自著「中国通史で辿る名言・故事探訪」の 上・中・下の3巻を、 近い内に「電子書籍」での出版を予定しています。 今年一年間は、さらに工夫を加えるなどして、補記訂正などの校正を第一義としています。       
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