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    中国通史で辿る名言・故事探訪(狗 猛しければ則ち酒酸)

     「狗 猛(たけ)しければ則ち酒 酸にして售(う)れず

                        東周

      国で姦臣が重用されると、賢臣は寄り集まらず、その国はいずれ

     衰亡することの喩え。

      春秋時代 宋の国で酒を売る人がいた。

      其の酒は美味く且つ貯蔵用の酒壷もとても美しくて清潔そのもの

     であった。

      また見事な字で書かれた看板も店頭高く掲げられ、よく人目に付いて

     いた。

      ところが酒は一向に売れず、為に酒は酸っぱくなってしまう始末で

     あった。

      そこで商人は、里の長者・楊倩(ようせん)に酒の売れない訳を

     尋ねた。

      楊倩曰く、

      「汝の狗 猛しや」、と。

      商人曰く、

      「狗の猛しは、則ち酒 何故にして售れざる」と。

      楊倩曰く、

      「人は、これを畏る。

      誰かが子供に銭を懐にして、酒壷をぶら下げて酒を買いに遣らせても、

     狗が店頭で迎えて、これに噛みつくだろう。

      此れ酒酸にして以って售れざる所なり。

      それ国にもまた猛狗あり。事を用いる者(姦臣)これなり」と。

      ※ この酒屋の猛犬の寓話は、「国を治むるの患い、社鼠猛狗なり」

       の喩えで、

         戦国時代に纏められた「晏子春秋・内編問上第三 九章」に

        同様な寓話がある。

         その外 韓詩外伝 や説苑などでも記されている。

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    テーマ : 中国古典・名言
    ジャンル : 学問・文化・芸術

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     河野長生   tyouseimaru

    Author: 河野長生 tyouseimaru
    出身地は四国八十八か所参りの発心の阿波、大阪を終の棲家とする。
    歴史好きで、城郭・神社仏閣・歴史遺跡巡りが趣味となる。
    歴史小説や時代小説を好み、往年の著名な時代小説の類は概ね完読と、自負している。

    自薦
    自著「中国通史で辿る名言・故事探訪」の 上・中・下の3巻を、 近い内に「電子書籍」での出版を予定しています。 今年一年間は、さらに工夫を加えるなどして、補記訂正などの校正を第一義としています。       
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