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    中国通史で辿る名言・故事探訪(斉の懿公、竹林に憤死)

     「斉の懿公、竹林に憤死す

                       春秋(東周)時代

      「紀元前六〇九年 夏五月戊戌(5日)

      斉人 その君・商人(しょうじん)を弑す」


      斉の商人(後の懿公)が未だ即位する以前のこと、邴ショクの父と

     田地を巡って争い敗れたことがあった。

      それから幾年か後に商人が即位するや、今は亡き邴ショクの父

     の遺体を掘り起こさせて、刖刑(げっけい。足切り刑)を加えた。

      剰(あまつさ)えその息子・邴ショクを起用して、自らの御車に

     任じた。

      その一方では、閻職という臣下からはその妻を奪っておきながら、

     陪乗を命ずるという無軌道な且つ無節操な事を敢えてした。

      懿公(21代)の即位五年(前609年)夏五月、懿公が申池に出游

     した際、 邴ショクと閻職の二人は池で水浴びしたが、何を思ったか

     突然邴ショクが馬の鞭で閻職を打つと閻職は激怒した。

      邴ショクが謂う、

      「女房を寝取られても起こらぬくせに、此のくらい打っても大したこと

     でもあるまい」と。

      閻職も負けずに言う、

      「自分の親が足切りにされても耐える奴とは、大して変わりあるまい」

     と。

      そんな二人が、遂に懿公を弑する相談をして実行に及んだ。

      二人は懿公の遺体を竹林に放置して都城に戻り、それぞれの宗廟に

     酒の杯を置いてから、何処かへ立ち去った。


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    テーマ : 中国古典・名言
    ジャンル : 学問・文化・芸術

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     河野長生   tyouseimaru

    Author: 河野長生 tyouseimaru
    出身地は四国八十八か所参りの発心の阿波、大阪を終の棲家とする。
    歴史好きで、城郭・神社仏閣・歴史遺跡巡りが趣味となる。
    歴史小説や時代小説を好み、往年の著名な時代小説の類は概ね完読と、自負している。

    自薦
    自著「中国通史で辿る名言・故事探訪」の 上・中・下の3巻を、 近い内に「電子書籍」での出版を予定しています。 今年一年間は、さらに工夫を加えるなどして、補記訂正などの校正を第一義としています。       
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