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    中国通史で辿る名言・故事探訪(斉の田氏)

     「斉の田乞、田氏隆盛の基礎固め」

                        春秋時代

     田乞(「こつ」は慣用読み。字は釐子【きし】)は、春秋の覇者 斉の桓公

    の時に陳から亡命してきた王族(公子)陳完の六世の孫で、斉の二十六代

    景公に仕えて大夫となり、次第に才略を以って田氏隆盛の基礎を確固たる

    ものにした。

     【小斗を以って受け、民に与えるに大斗を以ってす。】

     年貢は小さな枡(斉の公用枡)で受け取り、

     貸し与える時は何と大きめの枡(田氏の私用枡)を使い領民の衆望を得た。

     景公はその事を黙認したが、宰相の晏嬰が王を諌めるが聞き入れなかった。

     この田氏の魂胆を見抜いた晏嬰、仕方なく。

     「斉はやがて田氏のものとなろう』と予言した」という。

                         「史記 田敬仲世家」

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       「韓非子 二柄」では、田乞ではなく、その子の田常だと記す。

       人主(君侯)は刑徳(殺戮と慶賞の専権)を以って臣を制する者

      なり。

       今 人に君たる者、その刑徳を釈(=捨)て、而して臣をして之を用い

      しめば、則ち君 反って臣に制せられん。

       故に田常は、上は爵禄(爵位と秩禄)を以って臣を制する者なり。

       今 人に君たる者その刑徳を釈て、而して臣をして之を用いしめば、

      則ち君 反って臣に制せられん。

       故に田常は、上は爵禄を請うて、之を群臣に行い、下は斗斛(枡)を

      大にして、百姓に施す。

       之 簡公 徳を失い、而して田常 之を持ちうるなり。



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    テーマ : 中国古典・名言
    ジャンル : 学問・文化・芸術

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     河野長生   tyouseimaru

    Author: 河野長生 tyouseimaru
    出身地は四国八十八か所参りの発心の阿波、大阪を終の棲家とする。
    歴史好きで、城郭・神社仏閣・歴史遺跡巡りが趣味となる。
    歴史小説や時代小説を好み、往年の著名な時代小説の類は概ね完読と、自負している。

    自薦
    自著「中国通史で辿る名言・故事探訪」の 上・中・下の3巻を、 近い内に「電子書籍」での出版を予定しています。 今年一年間は、さらに工夫を加えるなどして、補記訂正などの校正を第一義としています。       
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