コンテントヘッダー

    中国通史で辿る名言・故事探訪(戦国策)

     「功無きの賞、力無きの礼」

                        春秋時代

      [ 智伯の謀略 ]

      春秋時代の紀元前480年 衛の出公(30代・姫輒)は公子の

     蒯聵(かいかい)に譲位したが(31代荘公として)、前469年 出公の

    叔父・姫黔(きけん)が之を攻めて自ら即位した。

      これが34代悼公である。

      そんな悼公の治世下 隣りの超大国の晋の卿大夫・智伯が衛を討とう

     として、謀略の手段として衛君に良馬四頭と白壁一個を贈ってきた。

      衛君はたいそう喜び、また群臣も皆 之を慶賀した。

      ところが、南文子(なんぶんし)は心配そうな顔つきをしていたので、

     衛君は言った。

      「大国 大い懽(かん。=悦ぶ)す。

      然るに子、憂色あるは何ぞや」と。

      文子は言う、 

      「功無きの賞 力無きの礼は、察せずんばある可からざるなり。

      野馬四.白壁一は、此れ小国の礼なり。

      然るに大国、之れを致す。

      君 其れ之を図れ」と。

      (=功績もないのに賞をもらったり、努力もしていないのに礼物を戴く

       のは、よくよく熟慮すべきことです。

        馬や玉のこの程度の礼物は大した物ではなく、反って我が国を

       侮辱するものですぞ。

        君はその大国の意図を能く見抜いて、何らかの対応策をとる必要

       がございます。)

     

    テーマ : 中国古典・名言
    ジャンル : 学問・文化・芸術

    コンテントヘッダー

    コメントの投稿

    非公開コメント

    プロフィール
    プロフィール

     河野長生   tyouseimaru

    Author: 河野長生 tyouseimaru
    出身地は四国八十八か所参りの発心の阿波、大阪を終の住処とする。
    歴史好きで、城郭・神社仏閣・歴史遺跡巡りが趣味となる。

    令和元年5月25日、マイブログがアマゾン kindle版として
    その題名も「心に響く中国歴史名」として出版されました。

    自薦
    自著「中国通史で辿る名言・故事探訪」は、上・中・下の3巻あり、 余りにも大部な書となってしまった。 そこで内容を圧縮して「ブログ」として、活路を見出した。 それで、かなり減量したものとなった。 今後はさらに読みやすいブログを目指して、工夫を加えるなどして、 補記訂正してゆきたいと思っています。       
    最新記事
    月別アーカイブ
    最新コメント
    カテゴリ
    天気予報

    -天気予報コム- -FC2-
    おきてがみ
    おきてがみ
    twitter
    このブログの訪問者
    中国通史で辿る故事名言探訪
    検索フォーム
    RSSリンクの表示
    リンク
    Powered By FC2ブログ

    今すぐブログを作ろう!

    Powered By FC2ブログ

    ブロとも申請フォーム

    この人とブロともになる

    QRコード
    QR
    メールフォーム

    名前:
    メール:
    件名:
    本文:

    <
      /body>